【近況】ガダルカナル島のあるソロモン諸島は2泊3日だけ
人気のない椰子の木街道。
茅葺屋根を持った高床式の伝統住居。
トンガ、フィジー、バヌアツは旅行記も読んだりしていて、ある程度見当がついたけど、ソロモン諸島は未知数だった。宿は前もってインターネットで予約。ドミで3500円もしたけれど、部屋には自分しかいなかった。この宿代の高さもあって、2泊で切り上げるという選択。バヌアツでは日暮れ前の走行だったけれど、ソロモン諸島は入国審査もスムーズで、自転車を組み立てた時点で、日没まで1時間30分ちょっと。目的の宿まで、約10km。空の色が薄っすら消えかかる頃に、無事に宿に到着した。すぐに、食料の確保に町へ出たけど、完全に日が落ちてないのは殆どの店が閉まっている。しかも店の入口は鉄の扉にもかかわらず、更に鉄格子を囲って二重の防御。この国はやばいと思った。日が暮れると、人気がなくなるので、それまでに所用を済ませていた。
治安が怖くてパスしたパプアニューギニアも、同じような雰囲気だと予想したのだけど、どうなんだろう。
戦跡を見て周ったけれど、標識も何もないので見つけるのが困難。ツアーに参加か、タクシーを借りるかが良さそう。ここは、ちゃんと記事にしたいところ。座標も抑えたので、まとめたい。
迷い込んだ家からは、あどけない子どもたちの声が聞こえた。楽しそうに歌を歌っている。桃源郷に迷い込んだかのように、心が落ち着く。近くまで行って道を尋ねると、4人の子どもがいた。粗末な家に住んでいて、けっして豊かな生活ではない。それでも、幸せそうに笑い合っていた。
ほとんど情報がなかったけれど、いい写真も撮れて、結構楽しい旅だった。これから訪れる人がいたら、何なりと質問してください。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載