【近況】苦難のパタゴニア走行を経てコイアイケ
プエルト・モンから南は道がないので船で渡る。この区間はダートだったので、チロエ島を走る方がアクセスが良さそうだった。チリは未舗装でも急勾配。川沿いに道を作れば平坦に近いはずなのに、あっちへこっちへと道路が飛び跳ねている。攻めて舗装なら上れるんだけど、砂利が多いと車輪が回らない。
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それだから、ダウンヒル中に車輪が砂利に盗られて転倒。ブレーキの前にスピードが出てしまい、ハンドルから手を離せなくなっていた。手のひらを擦り剥く。
プエルト・モンからコジャイケまでは、いつになく大変だった。最初の船は45分おきで出ていたのに、次の船は1日に2本しかなくてタイムロス。雨が降って動けなくてタイムロス。ろくに食べるものもない。寒いし。
雨に悩まされる。
巨大なシダ植物に「わさび」を思い浮かべてニヤニヤしている。
パタゴニアの景色。
雨が止んでからは1日90kmずつで3日走って、土曜日にコイアイケに到着。スーパーがあって、何でも揃うし値段も悪くない。宿に入って作業中。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載
コメント
遠くより応援しております。
手、大丈夫っすか。
お気をつけて!
>>(・∀・) 様
メッセージありがとうございます。手は治っています。
チリの勾配は恐ろしいです。ww