物価の上昇に給与が追いついても解決しない問題がある
(過去記事を整理中に下書きを発見したので投稿)
日銀は異例ともいえるマイナス金利の導入した。その結果、負担が増える民間銀行の定期預金の利率が低下。「銀行に預けておいても無駄」という考えから、タンス預金に走る人も増えているとニュースは伝える。ただし、タンス預金にも危険性がない訳ではない。政府が年2%のインフレを目指している以上、眠っているお金の価値は目減りする。
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かつての経済成長のときには、公定歩合は高めに設定され、何もかもが右肩上がりだった。インフレ状態だったが、給料も物価も貯金も、全ての価値は結びついていた。
今の政府は人為的にインフレを起こすと明言している。その結果として給料と物価は議論に上がるけれど、貯金については話題とならない。トルコやブラジルといったインフレに悩む国家の政策金利は高い。日本も経済回復がレールに乗れば、政策金利も引き上げることになるのか気になっている。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載